車いす昇降機その②|ドリームステージ設置事例|福祉用具レンタル

こんにちは。ケアショップレインボー橋本事業所の尾浦です。今回も最近お問合せが多い車いす昇降機の施工事例です。自宅から車いすで外出できるように自宅環境を整えさせていただきましたので、ご紹介させていただきます。門扉向かって左に玄関があります。写真には写っていませんが、玄関は見えてる階段以外にまだ玄関に向かって続いています。現状ではスロープも昇降機も設置することが難しい状態です。寝室は写真正面左の掃き出し窓があるお部屋にされるとの事なので、そこからの出入りをご提案させていただき、福祉用具や工事をするお話を進めていきました。

まずは門扉まで車いすで出られるように、障害となるものを取り除きました。レンガの壁と掃き出し窓のデッキを撤去しました。

これだけでも、かなりスペースができました。通路奥は家族様の出入り口ですので塞ぐことはできません。

次に外階段にスロープを設置できるように、オーダーの踏み台を作成し設置しました。これを設置せずにスロープを設置すると、スロープが階段にあたってしまい上手く設置することができません。このように踏み台を設置することでレンタルのスロープを設置することができます。

次は掃き出し窓からの出入りです。ここは車いすの昇降リフトを提案し設置しました。ただL型のリフトを設置すると、完全に通路を塞ぐことになり、家族様の行き来ができなくなるため、掃き出し窓に台を設置し直線侵入のリフトを設置することにしました。ここで使用する台は間口や高さ幅などを測り個々のお宅でオリジナルになります（作成設置費は無料）

窓の開閉も簡単に出来るよう、窓のレールも傷つけないように折りたたみ式のスロープも取り付けさせていただきました。

以上で門扉までの出入りを安全に行うことができました。掃き出し窓より車いすで出ていただき、スロープを下っていただけるようになりました。全体写真がこのような感じになりました。

今回は退院される１ヵ月前から打合せをして進めていました。時間をかけて一番安全な方法をご相談しながら、無事ご退院までに環境を整えることができました。車いすでの生活で外出するにはどうしたらいいかご心配されていましたが、昇降機とスロープ（福祉用具レンタル介護保険適用）を置くことで安心して外出ることができるので、ご利用者様・家族様に喜んでいただけました。自宅から出て散歩に行きたい、行かせてあげたい。でも環境が整っていないなどでお困りの方は、是非、レインボースタッフにご相談ください。専門スタッフと一緒に外出できる方法を提案させていただきます。最後までご覧いただきありがとうございました。